2007年04月26日

「はんだま」の育て方 春(3月から5月)

はんだまは霜に当たると枯れてしまうので遅霜の心配があるうちは、露地植えしない でプランターなどで育ててください。霜が降りる恐れがあるときは軒下や家の中に取り込んでください。

この時期は花が咲きます。花が咲くとこの花に「アブラムシ」が発生しやすくなります。また花が付いた枝の葉は硬くなるので、好みですが食感が気になる方は早めに花を摘んでください。

はんだまの花は「アサギマダラ」の食草です。興味のある方はわざと花を咲かせても良いかも知れません。

この時期は気温の上昇と共に生育スピードが上がるので、肥料切れに注意して水はたっぷりかけて下さい。

2007年04月03日

「はんだま」と豆腐の味噌汁

※「はんだま」の紹介はこちらを御覧下さい

「はんだま」と豆腐の味噌汁

★材料(4~5人分)★

  • はんだまの葉:適量(約15枚)
  • 豆腐:1丁
  • 味噌:適量
  • 鰹だし:適量
  • ごま油:大さじ1/2

ごま油を入れることで豚汁風に仕上がります。ごま油にはんだまのポリフェノールが溶け出し味噌汁が紫に色づきます。

  1. はんだまは茎からはずし食べやすい大きさに切る
  2. 豆腐は一口大に切る
  3. 沸騰した鰹だしに味噌を溶き豆腐を入れる
  4. はんだま、ごま油を入れてしんなりしたら出来上がり

ごま油を入れることでビタミンの吸収が良くなります。はんだまは味噌汁にするとわかめのような食感になります。味噌汁の具に迷ったときにお勧めのレシピ。

「はんだま」入りギョウザ(究極の薬膳メニュー!) 

※「はんだま」の紹介はこちらを御覧下さい

「はんだま」入りギョウザ(究極の薬膳メニュー!)

★材料(25~30個分)★
  • はんだまの葉:多めに
  • にら:1/3把
  • ねぎと生姜:少々
  • 豚ひき肉:200g
  • ギョウザの皮:25~30枚
  • キャベツ:4枚
  • 酒・塩・醤油・ごま油など適量

はんだまは生を使うと色・風味が増します

  1. はんだまを入れる量に応じてキャベツなどの野菜を加減して具材をみじん切りする
  2. はんだまは大き目のみじん切り。生のままがお勧め。栄養分がそのまま残ります
  3. ボウルに材料を入れて勢いよく混ぜる
  4. ギョウザの皮に包んで中火で焼き色を付け、水を加えて蓋をし蒸し焼きにする

はんだまの風味が苦手な方は一度軽く茹でたものを使ってください。はんだま以外の食材にも含まれる栄養を手軽にたくさん取れる、究極の薬膳料理。正に「医食同源」です。

2007年04月01日

「はんだま」と地アジのサラダ(カルパッチョ風)

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「はんだま」と地アジのサラダ(カルパッチョ風)

★材料(2〜3人分)★

  • はんだまの葉:適量(10~15枚)
  • 地アジの刺身:1匹
  • トマト:1個
  • レタス:適量
  • パプリカ:1個
  • ドレッシング(市販のイタリアンなど)

すだちやゆずの果汁をかけると暑い夏にさっぱりとおいしく召し上がれます。

  1. はんだまの葉は茎からはずして水洗いする
  2. 地アジの刺身は一口大に切る
  3. トマト、レタス、パプリカは適当な大きさに切る
  4. 「1.」~「3.」をお皿に盛り付けてドレッシングをかけて出来上がり

アジの代わりにイサキやトビウオのお刺身でも美味しくいただけます。新鮮な物を選んで美味しくいただきましょう。

2007年03月30日

「はんだま」とにんにく・ベーコンの炒め物

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はんだまとにんにく・ベーコンの炒め物

★材料(2〜3人分)★

  • はんだまの葉・茎:適量
  • にんにく:2かけ
  • ベーコン:100g
  • ごま油:適量
  • 塩・胡椒:適量

はんだまから出たポリフェノールで油やにんにくが紫色に染まります

  1. はんだまは食べやすい大きさに切る
  2. にんにくはスライスする ベーコンは食べやすい大きさに切る
  3. フライパンにごま油とにんにくを入れ、香りが出るまで炒める
  4. はんだまとベーコンを入れて、はんだまがしんなりするまで炒める
  5. 塩・胡椒で味を整えて出来上がり

「はんだま」の白和え

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「はんだま」の白和え

★材料(5〜6人分)★

  • はんだまの葉:適量(30~40枚)
  • 白ゴマ:大匙2
  • 人参・蒟蒻:適量
  • 木綿豆腐:一丁
  • 砂糖・醤油:各大匙1.5~2
  • 塩:少々

我が家は生粋の江戸っ子のため醤油は濃い口を使っています。このため白和えが少し色が着いて見えます。

  1. はんだまの葉は茎からはずして水洗いし千切りにする(葉は生のまま使用します)
  2. 人参、蒟蒻は大きめの千切りにして塩を一振りしてから2分程度軽く下茹でする
  3. 豆腐は熱湯で茹でて水切りをする
  4. 白ゴマをすり鉢であて、豆腐、各調味料を入れて混ぜる
  5. はんだま(生)と「2.」を和えて器に盛り出来上がり

面倒な白和えも意外と簡単に出来るレシピです(調理時間20分くらい)。豆腐の水切りはレンジでも出来るので、忙しいときはお勧めです。はんだまの緑と紫が彩りを加え鮮やかになります。はんだまは生葉を使う方が味のアクセントになります。出来上がり後、少し冷蔵庫に入れて寝かせておくと、味がなじんでより一層美味しくなります。

2007年03月25日

「はんだま」のゆし豆腐(おぼろ豆腐)

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「はんだま」のゆし豆腐(おぼろ豆腐)

★材料(5人分)★

  • はんだまの葉:10~15枚
  • かつお出汁:約600ml(ミリリットル)(通常より濃い目の出汁)
  • ゆし豆腐:1/2丁(本土のおぼろ豆腐で代用できます)
  • 飾り(あさつきなど):適量
  • 薄口醤油・塩:各適量

はんだまの和風ポタージュスープです。淡い紫色が食卓に彩りを添えます。

  1. はんだまの葉を濃い目の鰹だし汁に約1時間ほどつけておく。鰹だしは煮立たせた後の熱いうちに蓋をしておく
  2. だし汁を煮立たせて豆腐を入れて塩・醤油で味を整える
  3. 器に盛って飾りを添えて

淡いピンクのスープが食卓に彩を添えるメニューです。はんだまの葉をダシに漬けておく時間を除けば手間がかからない美味しいメニューです。